投資 日本株/個別銘柄

銘柄分析:4597 ソレイジア・ファーマ

ここでは、ソレイジア・ファーマ(以下、sp社)について、

投資の参考にできる情報とポイントを紹介します

2022.8.15決算更新済

もし、sp社について読んでいただく前に「医薬品/創薬」業界全体への投資に興味があれば、

以下を先に読んでSP社について読んでいただくとよりわかりやすくなるように書いています

ココが投資ポイント

sp社についての投資ポイントです

  1. 「SP-05」の治験失敗
  2. 「SP-02」(SPシリーズ:すべて創薬)
    2022年6月に製造販売承認
    2022年8月に販売開始予定
  3. 「SP-01」、「SPー03」は販売中
  4. 2022.12期第2Q実績:
    売上高:189(▲31.9%)
    営業利益:▲1,228(-)
    純利益:▲1,247(-)
    単位:百万円(前年同期比%)
    利益は研究開発費等の先行投資により前年同水準の損失が先行

投資のポイントの視点

創薬企業全般に言えることですが、各個別の創薬と黒字化にポイントは絞れます

sp社の投資のポイントの視点は、

  1. 「SP-05」
  2. 「SP-02」
  3. 「SP-01」および「SP‐03」
  4. 黒字化

投資ポイントの視点①「SP-05」

「SP-05」は2022.8.4公表にて、治験結果が統計学的に有意な結果を示さず、現時点では治験の失敗となっている状況です

sp社は短期的にはこの「SP-05」の成否が、ほぼ会社の成否でもあったので、株価も発表前の株価からは25%以上暴落している状態です

ここから次の成長期待は当面難しいのが現状です

投資ポイントの視点②「SP-02」

「SP-02」は2022.6.20に製造販売承認を取得できました

sp社予定では2022年8月から販売を開始していく予定です

実際の販売は、日本での導出先である日本化薬が販売を行っていきます

また、南米地域では、HB Human BioScience社へ導出しており、南米でも販売承認が取れ次第、同社が販売を行っていく予定です

海外での販売権は、上記の南米のみ導出先が決まっている状態で、他地域でもライセンス契約がなされれば、契約金及び販売後のマージンフィー(売上の数%程度を受け取る条件)などの+αも期待できてきます

投資ポイントの視点③「SP-01」および「SP-03」

「SP-01」、「SP-03」はすでに販売中のため大きな株価上昇につながる可能性は低い一方、販売数量は成長しており、今後も当面は成長が期待できます

また、販売地域の拡大(現在はSP-01:中国、SP-03:日本、韓国、中国)も可能性として考えられます

これらより「SP-01」「SP-03」は会社業績を下支えするリスクヘッジとしても効果があり、

SP-02と合わせて、3品目を開発から販売まで達成できているため、創薬力があることを示しているとも取れます

販売の状況では、中国が新型コロナウイルスまん延防止のための厳しい対策のため、販売数量が伸び悩み、前年同期比でSP-01は6%減、SP-03は33%減と厳しい状況です

投資ポイントの視点④黒字化

「黒字化」について、「SP-05」の開発失敗により、達成が厳しい状況になったと言わざるを得ません

SP-02が8月より販売開始になることは、業績にとっても大きなプラスですが、SP-01、SP-03の販売が低調なことも、黒字化に向けては大きな懸念点です

2022.12期第2Q売上高も31.9%減と大幅な減収となりました

日本でのSP-02の販売による増収増益効果を期待したいところです

また、何か動きがあれば順次更新していく予定です

他の個別銘柄への投資ポイントについても興味があればこちら

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現在の僕の投資の状況に興味があればこちら

会社概要

証券コード/銘柄名:4597/ソレイジア・ファーマ

設立年/上場年/上場市場:2007年/2017年/マザーズ

業種コード/業種:3250/医薬品

決算月:12月

事業内容:がん領域を中心とした創薬及び開発、販売

売上高/営業利益/税引前当期利益/当期純利益(伸び率:%)単位:百万円

22.12(会社予想):2,300~3,800(311.4~579.8)/▲1,100~150(-)/▲1,100~150(-)/▲1,200~50(-)

21.12:559(23.1)/▲2,419(-)/▲2,442(-)/▲2,478(-)

20.12:454(▲65.4)/▲4,116(-)/▲4,159(-)/▲4,127(-)

19.12:1,310(311.1)/▲1,762(-)/▲1,797(-)/▲1,867(-)

18.12:318(▲22.4)/▲2,420(-)/▲2,445(-)/▲2,422(-)

過去の考察

まずは株価の推移ですが、「月足」を見ていただくと、上下動を繰り返しながらも長らく下落を続けており、

2022年3月に一時75円まで下がり、現在もまた最安値75円まで低迷した状態です

2022年に入ってからは、リスクオフな状況が続いており、グロース株の株価下落が顕著なものになっています

厳しい状況が続きますが、上記の目的を達成するまでは保有継続していく予定です

SF社での過去の株価上昇局面を一部紹介すると

2022.2.9 決算発表(終値:101円)
→翌2.10 101円 → 高値:134円/終値:114円、翌々2.14 高値:129円/終値:126円と上昇
一方、2.14に新株予約権を伴う社債発行の発表でその翌2.15 終値:101円 まで戻る

2021.6.15 「SP-02」臨床試験の良好な結果発表(終値:162円)
→翌6.16 ストップ高(162円 → 212円)、翌々6.17 さらに高値:267円まで上昇後、終値:207円と前日212円を下回る

これを見ていただいた通り決算発表や好材料発表による上昇・急騰は長く続かないことが多く、

この中でうまく売って利益を得ることは意外と難しいです

ただし、最近の決算発表でも最大約33%上昇、試験結果発表時では最大約65%上昇とリターンが大きいです

ちなみに僕は上記2月の決算発表で150円台くらいまで上昇を想定していて売り時を逃してしまいました・・・

注意事項

以上は専門知識が少しはあるかのように書いていますが、各創薬がどんなものでどういう研究開発がされているかのような深いところはほとんど理解できていません

たぶん、一般的な方と同じくらいの知識で、ただ、この会社や他の創薬系の会社の資料を色々読んだりはしているのでなんとなくともぼんやりとはイメージができている程度です

※なお、投資判断はご自身の責任において行うようにしてください

記載の内容は、あくまでも私個人の見解と情報収集によるもので必ずしも正確、適切な情報を保証しません

また、データが古くなっている場合もありますのでご活用の際にはご注意ください

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