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【投資ポイント】4726 SBテクノロジー

ここではSBテクノロジー(以下、Sbt社)について、

投資の参考にできる情報と視点、割高/割安かどうかを紹介します

各所に記載している数値は2022年10月執筆現在のものです

2022.10.26決算更新

ココが投資ポイント

sbt社についての投資ポイントです

  1. SB子会社のSIer
  2. 官公庁、地方行政、SBグループやその他法人へのITソリューションサービス提供が主力
  3. SBグループ内外への売上高比率は外部が50%を少し上回る程度
  4. 2021.3期以降はDXの流れに乗り好調、2022.3期は大幅な増収増益で最高益を更新
  5. 2022.3期末の受注残276億円(前期比+14.7%)と好調を維持
  6. 2023.3期の業績計画公表
    売上高:70,000(+5.8%)
    営業利益:5,400(+4.8%)
    純利益:3,400(▲6.4%)
  7. 2023.3期第1Q実績:
    売上高:31,706(+1.2%)
    営業利益:2,270(+2.9%)
    純利益:1,346(+2.3%)
    7,8は単位:百万円(前年同期比%)
  8. 2023.3期計画に対する現在の株価においてPER13倍程度

※SB:ソフトバンク
 SIer:System Integratorの略。ITソリューションに関するシステム開発や運用などのサービスを提供する企業
 2022.3期は会計上、収益認識基準の変更がなされているため、見た目上の売上高は減収

これらの投資ポイントから注目すべき視点として・・・

投資ポイントの視点

  1. SB子会社としてのメリットを享受
  2. DX需要の今後

これらの視点の根拠を順に見ていきます

視点①SB子会社としてのメリットを享受

sbt社のメリットはSB子会社としてSBを中心にグループ全体のITやDXの案件を安定的に受注できていること、SBがZホールディングス(以下、ZHD)なども子会社持ち、グループ全体に情報通信系の企業が多いことです

ZHD:ヤフー、PayPay、LINE、ZOZO、アスクルなどの親会社

次のその実績とグループ力を基に官公庁や地方行政などの案件もを受注しやすい環境が整っています

例えば、SBのグループであるPayPayとLINE Payを合わせると、全国の自治体で最も利用されているバーコード決済ツールです

他でもSBの通信事業を中心に深いつながりを通じた案件獲得ができています

なお、SBのグループとその他の売上高割合はほぼ半々、若干SBのグループ外が多いという実績です
2022.3期:グループ外の売上高比率:50.5%

これだけ見てもSBのグループ各社が好調な限りはsbt社もある程度好調を維持できると予測ができ、SBのグループ各社の業績や先行投資費用がsbt社の業績の先行指標として利用可能とも見れます

視点②DX需要の今後

sbt社にとって大事なもう1つの点が今後のDX需要です

直近2期はコロナ禍によるDXへのシフトが一気に推進され、トレンドに乗った業績の成長と言えます

そのため、この需要がどの程度継続されるかがポイントです

日本国内のDX需要予測では、株式会社富士キメラ総研の2020.10.23リリースで、

2019年度7,912億円、2030年度予測は約3兆円と2019年度の約3.8倍と試算されています

数値はあくまで試算ではありますが、sbt社はまだこれからも拡大すると予想される市場に好位置でポジショニングと判断できます

もちろんこの辺りは富士通やNEC、NTTなど各子会社には大手SIerが複数存在しており、競合状態である懸念点も存在します

なお、視点①とも重複する部分ではありますが、

SBのグループも見ていくと、SBは5G網への設備投資は2023.3期で一段落して、2024.3期以降の設備投資は1,000億円程度縮小される見込みで公表されています

しかし、IT関係は設備投資とともに整備、さらに外部へのサービス提供となるものでもあるため、5G関連のDX需要まだ当面は旺盛と見込んでいます

次の6Gを見据えた動きも早々に必要になると考えられ、単年度変動はあるにせよ、中長期的には投資旺盛な姿勢は変わらないと予測しています

SB以外でもZHDの各子会社も伸び盛りな企業が多く投資先行な状況です

補足:2023.3期2Q決算の考察

2023.3期通期決算の会社計画は、

売上高:70,000(5.8%)
営業利益:5,400(4.8%)
純利益:3,400(▲6.4%)

と発表されています

親会社株主に帰属する当期純利益のみ、2022.3期に投資有価証券の売却益があった反動減になっていますが、

2023.3期も特殊要因を除けば、増収増益の計画となっています

一方、2023.3期2Qは1Qから増収増益となるも、前年同期比での伸びは1Qから鈍化してしまいました

売上高:31,706(+1.2%)
営業利益:2,270(+2.9%)
純利益:1,346(+2.3%)

なにより2Qの受注高が120億円と低水準となり、前年同期比の162億円から大きく減少したことが、今後の業績へ最も懸念が残る材料です

受注残高は279億円と高水準を維持し、このうち約60%程度が2023.3期の売上見込みと説明されており、約170億円程度は既に受注できているという計算となります

今期計画を達成できるかどうかは下期の受注がどれだけ取れるか、これが最も重要なポイントになりますが、2Q実績を見る限りでは、厳しい状況になったと言わざるを得ません

現在の株価は割高?割安

会社計画に対する現在株価のPER:13倍程度とSIer系のNTTデータやNECネッツアイ、伊藤忠テクノソリューションズなどの大手上場SIerと比較するとsbt社のPERは低く、狙い目でもある点です

規模が小さい → PER低い となりがちですが、規模が小さいことはリスクではある一方、大きく成長しやすいというメリットもあります

sbt社は大手グループの子会社というメリットも最大限に活用できます

ただし、2Q決算が市場予想よりも悪かったため、発表後は株価の下落は必至です

今後の業績については、2Qで大きく成長鈍化となってしまい、3Qの結果次第では計画の下方修正の可能性もあるため、投資するには3Qの結果を見てからが無難です

また、何か動きがあれば順次更新していきます

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会社概要

証券コード/銘柄名:4726/SBテクノロジー㈱

設立年/上場年/上場市場:1990年/1999年/プライム

業種コード/業種:5250/情報・通信

決算月:3月

事業内容:SB子会社のSIer。SB向けシステム開発を中心にクラウドやセキュリティなどITソリューションを展開

売上高/営業利益/経常利益/当期純利益(伸び率:%)単位:百万円

  • 23.3(会社予想):70,000(5.8)/5,400(4.8)/5,380(4.8)/3,400(▲6.4)
  • 22.3:66,183(-)/5,152(-)/5,133(-)/3,630(-)
  • 21.3:70,451(20.8)/3,855(27.0)/3,981(31.3)/2,428(30.8)
  • 20.3:58,324(15.7)/3,035(20.8)/3,033(32.4)/1,856(33.8)
  • 19.3:50,430(2.6)/2,513(15.5)/2,291(▲4.5)/1,386(▲10.9)
    ※22.3期より収益基準の変更により見た目上の売上高、各利益に影響あり

最後に

僕は日本の個別株への投資をメインにしています

また、その中でも成長性の高い株です

そのため比較的リスクは高めなものが中心です

これまで書いた記事もリスクは高めだと認識しています

その中で自分なりに分析して勝負する

時には損失が先行することももちろんありますが経験値としては積み上げられ、

そして、利益を積み上げることができたと思っています

投資はどうしても自己責任を伴うものです

どうせなら自分自身で調べてみたりして信頼できるものへ投資すべきです

なぜなら失敗してもそれが経験になり将来の投資につながるからです

ここまで読んでいただいてありがとうございます

一緒に株式投資を盛り上げていきましょー!

注意事項

※投資判断はご自身の責任において行うようにしてください

記載の内容はあくまでも僕個人の見解と情報収集によるものです

そのため、必ずしも正確、適切な情報を保証しません

また、データが古くなっている場合もありますのでご活用の際にはご注意ください

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