日本株/個別銘柄

【投資ポイント】4755 楽天グループ

ここでは、楽天グループ(以下、楽天)について、

投資の参考にできる情報と視点、割高/割安かどうかを紹介します

2022.8.10第2Q決算更新済

ココが投資ポイント

楽天についての投資ポイントです

  1. 2021.12期
    モバイル事業:
    売上高2,000億円超(前期比31.9%の増加
    モバイルを除く主力2事業:
    営業利益1,800億円利益程度と試算
  2. 2022.12期第2Q実績:
    グループ全体:
    売上高8,936億円(前年同期比12.6%増)と過去最高、損失は大幅拡大
    モバイル事業:
    売上高1,649億円(前年同期比53.8%増)と成長加速、2,593億円の損失
  3. 楽天銀行:上場申請中
    楽天証券:上場準備中
  4. モバイル以外の事業基盤は盤石かつ安定成長
    2021.12期
    流通総額:約27兆円(前年同期比20.5%増)
    国内EC流通総額:5兆円

    2022.6末時点
    EC流通総額:グローバル+23.9%増
          国内+12.3%増
    クレジットカード:2,669万枚(+15.5%)
    銀行口座:1,268万(+15.4%)
    証券口座:805万(+29.0%)
    その他主な各KPIともに伸びる
  5. モバイルは2019年からの本格始動から3年で急速な契約獲得数を実現
  6. 2022.12期第1Q決算発表時に値上げ発表で契約者数減少懸念も
    モバイル契約数:

    568万(2022.3末)→ 546万(2022.6末)
    とおそらく市場想定ほど減少せず
  7. 現在の時価総額が1兆円強は事業規模からするとかなり低い

上記の数値関連は楽天公表資料を参照

これらの投資ポイントから注目すべき視点として・・・

投資ポイントの視点

ズバリ!モバイルが成功してモバイルが黒字化するかどうか!!

もうこの1点集中での投資です!

楽天銀行および楽天証券の上場も、もちろん株価には影響出ると思いますが、大きくはないとの予想です

まずは下記の会社概要にある過去の業績を見てください

現在はモバイルが大きく足を引っ張り、損失が大きくなっています

そのため、グループ全体の黒字化ももちろん1つのポイントです

ただ、それではまだモバイルが足を引っ張っている状況に変わりありません

目指すのはモバイルが黒字化することです

大きな視点がしぼれると達成できるかどうかです

その前に補完要素として、他の事業の状況を整理しておきます

モバイルの黒字化は、ある一定数以上の契約数獲得のための時間と資金力が必要です

そのため、黒字化を達成するためには支える資金力・事業基盤が必須です

楽天はモバイルを除けば、主にインターネットサービスとフィンテックの2事業を展開しています

インターネットサービスは楽天市場などのECと広告が収益源です

フィンテックはカード、銀行、証券、保険に楽天Edy/Payなどのペイメントが中心です

この2事業で営業利益相当は1,800億円規模と大きな利益を出し、かつ、そのほとんどが成長を続けています

直近でも、2022.12期第2Qの主要KPIのほとんどは伸びており、2事業ともに2022.12期4‐6月期との比較では、増収増益となっています

モバイルへの投資のすべてをまかなえているわけではないですが、基盤は安定し楽天モバイルの成長とともに、2事業も今以上への成長が期待できます

視点の根拠

さきほど書いた投資ポイントの視点について、

2021.12期はモバイル契約数を急増させるために格安プラン+大還元キャンペーンを実施、大規模な還元は終了したため、2022.12期はこの費用は大幅に削減されます

モバイルの契約数が短期間で568万(2022.3末)まで成長しました

2022年7月からは1Gの無料プランが終了、980円のプランとなり、モバイル事業収益も成長すると見込まれます

この発表により契約数546万(2022.6末)と22万ほどは減りましたが、想定範囲内にとどまったと見ていいと考えます

7月以降の解約数は、6月末までと比較して低水準で推移しており、契約数は近いうちに純増に戻ると想定しています

この契約数が7月から順次収益化され、今後は契約数も再増加へ転じる可能性が高いことを考えれば、2022.12期第3Q決算以降は収益改善にかなり期待が持てます

次に4Gと5Gのネットワーク人口カバーへの先行投資があります

これが最も重い投資となりますが、現在4Gは人口カバー率97%まで達成

品質はまだ十分ではない点がありますが、その点も今後は順次解消されていく見込みです

KDDIへのローミング負担も2022年4月から自社回線への切り替えを行い、2022.12期第2Qからはモバイルに関する先行投資とともにランニングコストが縮小され、業績は改善される予定です

実際に第2Qは第1Qと比較して、モバイル事業の損失額は100億円超減少しました

会社も2022.12期1Qまでが赤字のピークとしており、これから徐々に投資の回収と成長局面に入るとみられます

さらに、各携帯キャリアを使っていると付随するペイメントやECなどを使うことが多く、楽天モバイルの契約数が増えれば他の2事業も間違いなく成長が加速します

すでに他の2事業にも効果が出ており、2事業ともに順調な成長を続けています

今はまだ業績的には我慢の時ではありますが、

早ければ

  • 2022.12期中に業績改善する
  • 2023.12期でグループ全体で黒字化
  • 2024.12期ではモバイル事業単独でも黒字化

を予想しています

今から投資をすれば、2,3年で数倍の株価への成長を期待しています

現在の株価は割高?割安?

では、次に気になる現在の株価について見ていきます

まず見てもらいたいのが、次の会社概要に記載の2018.12期の利益は約1,400億円です

現在の時価総額が約1兆650億円ですので、ざっくりPERは8倍を下回ります

そんな前の業績と今の時価総額を比較したって・・・

いえいえ、そんなことはありません!

なぜなら現在もモバイルを除けば、同水準以上の利益を稼ぎ出しています

ということはモバイル事業の損益が0くらいまでなれば、

もし、今の株価で株を買ったとして、現在の株価に対するPERは8倍を下回る

さらにモバイルが稼ぎ始めると、PERはそれ以上に下がるということです

大手のソフトバンクやKDDIの今のPERは約14倍と比べると明らかに低い

そのため、長期的には株価が上昇する可能性が高い

さらにモバイルの成長により他の2事業の成長も加速すると考えれば、

収益力・成長性は高いと言え、結果株価は2社のPER以上に高くなると予想しています

ただし、モバイルが利益を出せるようになるまで成長できればということが前提です

やはり、この点からも楽天への投資はモバイルの成功の可否がポイントになります

また、何か動きがあれば順次更新していく予定です

他の個別銘柄への投資ポイントについても興味があればこちら

個別株への投資の方法について興味あればこちら

現在の僕の投資の状況に興味があればこちら

会社概要

証券コード/銘柄名:4755/楽天グループ㈱

設立年/上場年/上場市場:1999年/2000年/プライム

業種コード/業種:9050/サービス業

決算月:12月

事業内容:国内外へのEC、フィンテック、デジタルコンテンツ、通信などのサービスを展開

5年の売上高/営業利益/税引前当期利益/当期純利益(伸び率:%)単位:百万円

  • 22.12(会社予想):公表なし
  • 21.12:1,681,757(15.5)/▲194,726(-)/▲212,630(-)/▲133,828(-)
  • 20.12:1,455,538(15.2)/▲93,849(-)/▲151,016(-)/▲114,199(-)
  • 19.12:1,263,932(14.7)/72,745(▲57.3)/▲44,558(-)/▲31,888(-)
  • 18.12:1,101,480(16.6)/170,425(14.1)/165,423(19.8)/142,282(28.7)

最後に

僕は日本の個別株への投資をメインにしています

また、その中でも成長性の高い株です

そのため比較的リスクは高めなものが中心です

これまで書いた記事もリスクは高めだと認識しています

その中で自分なりに分析して勝負する

時には損失が先行することももちろんありますが経験値としては積み上げられ、

そして、利益を積み上げることができたと思っています

投資はどうしても自己責任を伴うものです

どうせなら自分自身で調べてみたりして信頼できるものへ投資すべきです

もし、失敗してもそれが経験になり将来につながる投資になればと思います

ここまで読んでいただいてありがとうございます

一緒に株式投資を盛り上げていきましょー!

注意事項

※投資判断はご自身の責任において行うようにしてください

記載の内容はあくまでも僕個人の見解と情報収集によるものです

そのため、必ずしも正確、適切な情報を保証しません

また、データが古くなっている場合もありますのでご活用の際にはご注意ください

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