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【投資ポイント】6522 アスタリスク

ここではアスタリスクについて、

投資の参考にできる情報と視点、割高/割安かどうかを紹介します

各所に記載している数値は2022年7月執筆現在のものです

2022.7.15決算更新済

ココが投資ポイント

アスタリスクについての投資ポイントです

  1. バーコードリーダーや画像認識などの「モノ認識」と「モバイル」を融合してシステム開発やソフト・ハードウェアの開発及び販売
  2. 「モバイル」との一体型の製品・システムが特徴で差別化ポイント
  3. 上場前はベンチャーキャピタルからの出資を多数集める(東京都、SMFG、MUFG、SBIなど)
  4. 海外は米国、欧州、中国に拠点があり、事業拡大中
  5. ファーストリテーリングとのセルフレジ機能に関する和解
  6. 半導体不足の影響などにより、2022.8期上半期は修正計画未達、3Qも利益ベースでは進捗なく厳しい状況
  7. 売上に対する費用割合が低く、売上の伸び以上に利益が伸びる
  8. 2021.8期は営業利益率20%の高収益水準まで上昇
  9. 企業のIRがわかりやすく丁寧、かつ、社長がユニーク
  10. 2022.8期会社計画に対するPER38倍程度と高い
  11. 2022.8期第3Q決算実績:
    売上高:1,822(+24.1%)
    営業利益:266(▲6.3%)
    当期利益:198(▲10.1%)

これらの投資ポイントから注目すべき視点として・・・

投資ポイントの視点

  1. 差別化された製品&サービス
  2. フロー → ストック型への収益移行
  3. 成長分野にポジショニング

これらの視点を詳しく見ていきます

視点①差別化された製品&サービス

アスタリスクの強みはツールに「モバイル」を使用している点です

現代では「モバイル」は誰もが持つ必須のアイテムとなっており、モバイル1つに多機能を集約することが可能です

アスタリスクのバーコードリーダーやその他認識機能を「モバイル」一体型として搭載できるようにすることで、他の専用端末を必要とすることなく利用できます

仕事をしていると会社携帯(「モバイル」)の貸与がなされていることが多いですよね

よくある専用端末としては、配達の読み取りの際などに使用されているのを見かけると思います

「モバイル」端末にすることで、

  • 専用端末と「モバイル」の2台持ちが不要
  • 独自に専用端末機の開発・更新も不要(システムの開発や更新は必要)
  • 専用端末機のように、用途を限定せずに広範に利用可能
  • 他の機能との連携や集約化が可能

などのメリットをもたらします

専用端末はゼロベースからの開発と独自の更新となりますが、「モバイル」端末自体は大手メーカーによる開発・更新と開発にかかるコスト面も抑えられていると見ています

補足情報として、

2021.12.24にセルフレジ機能の特許に関して、ファーストリテーリングとの和解に関するリリースが公表されました

多額の費用および和解金が損益に計上されておらず、アスタリスク側で得られたものはあまりなかったかもしれません

しかし、特許および技術が証明された1つの証でもあり、今後同様の技術を使用する際には使用料というストック収入の発生も見込まれます

この和解がアスタリスクの今後の業績にプラスになっていくと期待も含めてですが予想しています

視点②フロー → ストック型への収益移行

アスタリスクのビジネスモデルは、入口ではハードおよびソフトウェア商品、または、システム開発の受託等によるサービスの提供です

これらは単発で完結するフロー型収益です

ここから保守またはシステム等の利用料によるストック型収益が積み上げ式に増加していくことが見込まれます

フロー型収益からストック型収益への移行がうまく形成されており、これが視点①とともにアスタリスクの今後を支える成長エンジンであり、大きなメリットと言えます

私はビジネスモデルの大事な要因の1つに「ストック型ビジネス」モデルを挙げています

これは成長とともに安定的な収益を生み出します

解約率が低い、または、代替が難しいなどの理由があれば景気後退期でもストック収益部分は簡単には崩れません

視点③成長分野にポジショニング

アスタリスクが事業展開する分野はいわゆる「DX(デジタルトランスフォーメーション)」です

業務効率化や省力化など企業の抱える課題の解決、改善に貢献できる事業内容です

まだこの分野は当面伸びると考えられ、その分競合も多くはなりますが、既に書いたアスタリスクとしての差別化要因が現在のところはうまく機能しています

多くの分野、企業で採用されるようになれば成長が期待できます

足元の2022.8期の契約受注の状況ですが、アスタリスク公表の月次受注実績の資料(前期比較)では、上期は2022年2月のみ2021年2月に大型契約の受注があったため大幅に減少しましたが、他の月は順調に前期比増、月ごとの増減は大きいですが、下期も前期比増で来ており、受注状況は堅調です

受注状況は業績の先行指標でもあるため、今後の業績回復に期待したいところです

補足:2022.8期第3Q決算実績の考察

発表された実績は以下の通りです(単位:百万円)

売上高:1,822(+24.1%)
営業利益:266(▲6.3%)
当期利益:198(▲10.1%)

売上は伸びてますが、利益が落ち込んでいます

また1Qから今回の3QまでのQ毎の業績推移を見ても、

1Q→2Q→3Q
売上高:732→641→448
営業利益:80→198→▲11
当期利益:62→113→23

と1Qから売上高は減少傾向、利益も3Qは大きく落とす結果となっています

会社の説明では、減益要因は半導体不足による製品の納入遅延と新型コロナウイルスの感染再拡大、システムインテグレーション事業での受注損失費用の計上とされています

特に半導体不足による納入遅延は大きな影響となっているようです

前回公表資料までにおいては、利益ベースは比較的順調であったため、計画超過の可能性が高いと紹介していましたが、今回の更新により計画水準程度の着地と予想を修正しました

会社計画値 - 3Q実績では、

売上高:686百万円
営業利益:121百万円
当期利益:62百万円

があと必要になります

営業利益のみ達成が厳しいかもしれませんが、売上高と当期利益は達成してくるとの想定です

理由としては、あくまで会社公表に基づきますが、現在納入遅延している製品も2022.8期中に納入完了を予定していることです

また、金額的に見ても1,2Qと売上高規模が同水準で無理がないこと、

視点③の最後にも書いた通り、足元の契約受注は前期2月の大型契約のみ除けば、前期比増で堅調に推移していることが挙げられます

僕は今回の決算実績によって、成長が鈍化したとはまだ思っていません

現在の株価は割高?割安?

2022.8期会社計画に対するPERは38倍程度と比較的高い水準です

株価は直近まで下落を続けていたためPERは下がりましたが、これでもまだ高いと言える水準です

しかし、まだ会社規模が小さく、会社の成長性は以前高く、PERの低下や株価の再上昇も期待できます

リターンは高いですが、もちろん小規模であるがゆえ、今回のような一時的に大幅な業績の悪化など、リスクも高い点は十分に認識しておく必要はあります

個人的には非常に面白味のある会社だと注視しています

2022.7.15の決算発表により、株価は一時的に急落すると思われます

しかし、書いてきた通り業績は回復すると見込んでおり、今回の急落は仕込みのタイミングとしては良いと個人的には見ています

また、何か動きがあれば順次更新していきます

他の個別銘柄への投資ポイントについても興味があればこちら

個別株への投資の方法について興味あればこちら

現在の僕の投資の状況に興味があればこちら

会社概要

証券コード/銘柄名:6522/㈱アスタリスク

設立年/上場年/上場市場:2006年/2021年/グロース

業種コード/業種:3650/電気機器

決算月:8月

事業内容:認識技術とモバイルの融合によるソフト・ハードウェアやシステムの開発および販売、受託を通じたDXの推進を軸に事業展開

売上高/営業利益/経常利益/当期純利益(伸び率:%)単位:百万円

  • 22.8(会社予想):2,508(39.9)/387(71.1)/383(60.6)/260(49.8)
  • 21.8:1,792(28.2)/226(102.0)/238(135.3)/173(152.1)
  • 20.8:1,398(22.1)/112(70.5)/101(85.1)/68(▲4.2)
  • 19.8:1,144(▲16.0)/-(-)/54(▲73.0)/71(▲59.8)
  • 18.8:1,362(113.5)/-(-)/202(-)/179(-)※2018.8期は単体の決算数値

最後に

僕は日本の個別株への投資をメインにしています

また、その中でも成長性の高い株です

そのため比較的リスクは高めなものが中心です

これまで書いた記事もリスクは高めだと認識しています

その中で自分なりに分析して勝負する

時には損失が先行することももちろんありますが経験値としては積み上げられ、

そして、利益を積み上げることができたと思っています

投資はどうしても自己責任を伴うものです

どうせなら自分自身で調べてみたりして信頼できるものへ投資すべきです

なぜなら失敗してもそれが経験になり将来の投資につながるからです

ここまで読んでいただいてありがとうございます

一緒に株式投資を盛り上げていきましょー!

注意事項

※投資判断はご自身の責任において行うようにしてください

記載の内容はあくまでも僕個人の見解と情報収集によるものです

そのため、必ずしも正確、適切な情報を保証しません

また、データが古くなっている場合もありますのでご活用の際にはご注意ください

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