日本株/個別銘柄

【投資ポイント】6556 ウェルビー

ここではウェルビーについて、

投資の参考にできる情報と視点、割高/割安かどうかを紹介します

各所に記載している数値は2022年8月執筆現在のものです

2022.8.12決算更新済

ココが投資ポイント

ウェルビーについての投資ポイントです

  1. 障がい者の就労支援と児童の発達支援の福祉事業が主力で安定した成長を続ける
  2. 福祉事業は企業の障がい者法定雇用率の引き上げや報酬単価の向上が追い風
  3. 全国的には未開拓の地域が多く、伸びしろが大きい
  4. 2022.3期からヘルスケア事業を開始し、業績に寄与
  5. 11年連続増収&9年連続増益と創業当初から順調な成長を続ける
  6. ヘルスケア事業は、2022.3期4Q、2023.3期1Qで売上を大きく落とし、1Qで19.6億円もの評価損を計上
  7. 2023.3期は、大幅な出店計画による先行投資と上記の評価損が重し
  8. 2023.3期第1Q実績:
    売上高:2,594(18.1%)
    営業利益:▲1,427(-)
    純利益:▲1,584(-)
  9. 2023.3期第1Q決算発表とともに、大幅な減益となる下方修正を発表

これらの投資ポイントから注目すべき視点として・・・

投資ポイントの視点

  1. 2022.3期までは年率20%の成長率と好調な一方で株価低迷
  2. 株価低迷によるためか2023.3期からの中計が、積極的な成長投資計画と実現に懸念
  3. ヘルスケア事業の今後

これらの視点の根拠を順に見ていきます

視点①年率20%の成長率と株価低迷

2019.3期から2022.3期の3年間を見ても、コロナ禍の時期も含めて売上高は約20%、利益は20%を超える年率で成長してきているにもかかわらず、

2019年半ばに2,000円水準の株価から、上下動しつつも現在871円まで下落してきました

特に2021年11月に1,687円まで上げてから継続的に下落を続けています

事業モデルもコロナ禍でも崩れることなく安定的であり、全国展開がこれからという伸びしろも十分なタイミングです

さらに障がい者への就労支援は国の法定雇用率引き上げや報酬改定により単価は上昇している追い風もあります

これだけの成長性と実績、整った事業環境と条件が揃っているにもかかわらず、株価が低迷している悪循環が続いています

視点②積極的な成長投資計画と実現に懸念

2022.5.13に決算発表とともに公表された中計では、2023.3期~2025.3期までの3年間は更なる成長のために、出店計画を加速

出店について、2022.3期の14店舗から中計期間は20店舗超/年と大幅に加速させています

個人的な見解ではありますが、これまでの成長性に対する株価低迷により、会社として無理な成長計画も描かざるを得なかったのではないかと邪推してしまいます

これは成功すれば中長期的にはこれまで以上の成長につながりますが、実効性には懸念が残ります

今後の会社の進捗に注視する必要があります

視点③ヘルスケア事業の今後

2022.3期第2Qより開始したヘルスケア事業は、2022.3期の実績が、

売上高:6.9億円
セグメント利益:3.1億円

と会社の業績にも大きく貢献しました

これだけを見れば順調なスタートと言えますが、2022.3期第4Qが第3Qの50%未満まで売上高が減少しました

さらに、2023.3期第1Q実績は全体では、

売上高:2,594(18.1%)
営業利益:▲1,427(-)
純利益:▲1,584(-)

と売上高は順調に増収基調を継続するも、利益は損失となりました

ヘルスケア事業の5‐ALA商品等の強気な販売戦略による在庫を多く抱えたことにより、需要の急減とともに販売不振となり、今回19.6億円もの評価損を売上原価に計上したことが大きく影響しています

ヘルスケア事業だけでみると、大幅に減収となった2022.3期第4Qから2023.3期第1Qはさらに減収となりました

売上高が好調だった2022.3期第3Q比では、1/4近くにまで落ち込んでいます

ヘルスケア事業を除けば、利益水準も前年同期比に近い水準では稼ぐことができていたことを思うと、残念でなりません

これにより通期の業績予想も、売上高:3億円の減収、営業利益:20億円の減益、当期純利益は損失の計画へ大幅な下方修正が発表されました

個人的には2022.3期の本決算発表時での将来の成長懸念から、損切をして撤退をしましたがヘルスケア事業が予想通りに足を引っ張る結果となってしまっています

ヘルスケア事業の今後について会社公表では、今回の評価損による大きな損失を除けば5-ALAの堅調な需要により、安定的に利益を稼ぐ計画となっていますが、現時点では大きな懸念材料です

ヘルスケア事業でのネオファーマジャパンへの短期貸付金:17億円についても、確実に回収できるかについても懸念が残ります

現在の株価は割高?割安

2023.3期第1Q決算発表後に株価が急落する可能性が高いため、まだ割高/安の判断はできませんが、株価も下落調子できていたため、今後の成長性と株価にはリスクが大きいです

せめて2023.3期第2Q決算を待って、売上高/利益の状況を踏まえたうえでの投資のほうがよいと考えます

また、何か動きがあれば順次更新していきます

他の個別銘柄への投資ポイントについても興味があればこちら

個別株への投資の方法について興味あればこちら

現在の僕の投資の状況に興味があればこちら

会社概要

証券コード/銘柄名:6556/ウェルビー㈱

設立年/上場年/上場市場:2011年/2017年/プライム

業種コード/業種:9050/サービス

決算月:3月

事業内容:障がい者の就労支援、児童の発達支援事業が主。新たにヘルスケア事業をスタート

売上高/営業利益/経常利益/当期純利益(伸び率:%)単位:百万円

  • 23.3(会社予想):11,167(12.9)/495(▲80.4)/530(▲80.0)/▲171(-)
  • 22.3:9,894(21.0)/2,527(24.0)/2,659(26.4)/1,828(20.0)
  • 21.3:8,176(18.9)/2,037(15.9)/2,104(19.8)/1,523(29.7)
  • 20.3:6,878(19.4)/1,758(17.6)/1,756(19.4)/1,174(18.5)
  • 19.3:5,751(31.8)/1,495(47.7)/1,471(41.1)/991(40.7)

最後に

僕は日本の個別株への投資をメインにしています

また、その中でも成長性の高い株です

そのため比較的リスクは高めなものが中心です

これまで書いた記事もリスクは高めだと認識しています

その中で自分なりに分析して勝負する

時には損失が先行することももちろんありますが経験値としては積み上げられ、

そして、利益を積み上げることができたと思っています

投資はどうしても自己責任を伴うものです

どうせなら自分自身で調べてみたりして信頼できるものへ投資すべきです

なぜなら失敗してもそれが経験になり将来の投資につながるからです

ここまで読んでいただいてありがとうございます

一緒に株式投資を盛り上げていきましょー!

注意事項

※投資判断はご自身の責任において行うようにしてください

記載の内容はあくまでも僕個人の見解と情報収集によるものです

そのため、必ずしも正確、適切な情報を保証しません

また、データが古くなっている場合もありますのでご活用の際にはご注意ください

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