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【投資ポイント】7372 デコルテ・ホールディングス

ここではデコルテ・ホールディングス(以下、de社)について、

投資の参考にできる情報と視点、割高/割安かどうかを紹介します

各所に記載している数値は2022年11月執筆現在のものです

2022.11.4本決算更新

ココが投資ポイント

de社についての投資ポイントです

  1. ウェディングフォト事業では、結婚式をしない「フォトウェディング」と結婚式とは別にした「前撮り」が対象メイン
  2. 婚姻数は減少傾向もフォトウェディング&前撮りの需要は増加傾向と当面は成長市場といえる
  3. ウェディングフォトから成人式フォトなどのライフフォトとして、フォト事業全体へ事業領域を拡大中
  4. ウェディングフォト市場ではシェアNo.1、撮影組数2.4万組/年の実績(2019.9期)
  5. 規模によるコスト競争力、充実したサービス提供、コアサービスの内製化による質の高いトータルサービスが可能
  6. コロナ禍の2020.9期の業績は悪化したが、増収増益基調へ復帰、2022.9期は大幅増益の最高益を計画
    ※本業以外の利益が含まれており、これを除くと安定成長水準
  7. 売上高は季節的要因が大きく、2Q(1~3月)と4Q(7~9月)が閑散期、1Q(10~12月)と3Q(4~6月)が繁忙期になる傾向
  8. 2022.9期本実績:
    売上高:5,322(+15.9%)
    営業利益:1,377(+58.0%)
    純利益:1,018(+77.1%)
    単位:百万円(前年同期比%)
  9. 2023.9期計画:
    売上高:6,928(+30.2%)
    営業利益:1,233(▲10.4%)
    純利益:735(▲27.7%)
  10. 現在株価は上昇基調を継続

これらの投資ポイントから注目すべき視点として・・・

投資ポイントの視点

  1. ウェディングフォトの市場成長性
  2. de社の強みと成長性

これらの視点を詳しく見ていきます

視点①ウェディングフォトの市場成長性

前提となる各市場規模を示す数値を見てみると、

①婚姻数

2021年度は52.5万組で2020年度から3,000組の減少と減少が続いている状況です※1

②結婚式等の費用

微増を続けておりましたが、平均額の2021年度調査で292.3万円、2020年度調査の362.3万円から70万円もの大幅減少となっています※2

理由は、コロナ禍による結婚式の延期や招待客などを絞った(平均招待客人数:2020年66.3人→2021年42.8人)による、結婚式自体の規模の縮小が原因のようです※2

ここまでの減少はさすがに新型コロナウイルスによる一時的な影響と思われますが、一方で直近での物価高などから結婚式費用の圧縮や式自体を行わない比率の上昇も懸念されます

一方で、結婚という大事な人生の瞬間に何もしない、何も残さないというのも寂しい…という流れもあります

③ウェディングフォト市場の状況

2020年年度のウェディングフォト実施率72.0%、そのうち結婚式等を未実施層48.3%とそれぞれ高い比率となっています※3

2020年度のウェディングフォト市場は794億円と推計※3されており、2020年度は上記の通り新型コロナウイルスの影響により、一時的な市場急拡大という点もありますが、

ウェディングフォト市場だけにスポットを当てれば、認知度の上昇とともに成長の可能性が高い市場といえます

各種の数値は以下から参照しております
※1 出典:厚生労働省「人口動態統計」
※2 出典:㈱リクルート「結婚トレンド調査2021」
※3 出典:㈱ウェディングパーク「「フォトウエディング・結婚式前撮りの実施」に関するアンケート調査」

視点②de社の強みと成長性

de社の強みは、

  • 規模によるコスト競争力
  • 充実したサービス提供
  • コアサービスの内製化

上記の強みを裏付ける実績として、

  • フォトウェディング市場でシェアNo.1
  • 年間撮影件数2.4万組という実績
  • 現在25拠点あり、今後50拠点へ拡大計画(2024.9期達成計画)
  • 自社でフォトグラファーおよびメイクアップアーティストを多数確保による内製化
  • フォトコンテストでも多数のフォトグラファーが受賞経験を持つ

などが挙げられます

KPIの1つであるウェディングフォトの単価推移は、2017.9期比では、2022.9期は34.8%増加しており、増加基調となっていることも強みです

中期経営計画の業績計画も、

2023.9期:売上高69.3億円、当期利益:7.35億円
2024.9期:売上高88.5億円、当期利益:9.47億円
2025.9期:売上高108.1億円、当期利益:13.01億円

と順調な成長計画となっています

特に今後はウェディングフォトだけではなく、ライフイベント全般へフォト事業の拡大を進めており、うまくいけばウェディングフォトとの相乗効果が出ると見込まれます

ただし、強気な計画のため、ここまでの成長が実現できるかは、現時点では断言できるだけの十分な材料はないですが、

市況が大きく悪化するような新たな事象が発生しない限り、一定程度の成長は期待できると見ています

ポイントは、短中期的な市場の成長可能性の高さとその中での競争力の高さによるシェア拡大です

補足:2022.9期本決算実績と2023.9期計画の考察

2022.9期実績は、

売上高:5,322(+15.9%)
営業利益:1,377(+58.0%)
純利益:1,018(+77.1%)
単位:百万円(前年同期比%)

計画に対して売上と営業利益は未達も、純利益は1億円以上の上振れとなりました

2022.9期は固定資産売却による利益約3億円が上乗せされていますが、この一時要因を除いても、継続事業のみの対比では、純利益は前年同期比:+39.9%となりました

一方、実績と年間計画との比較では、

年間計画:()内は計画値
売上高:▲168(5,490)
営業利益:▲50(1,427)
純利益:123(895)
単位:百万円

と売上と営業利益が未達も、純利益は大幅に超過する結果でした

第4Qでの新型コロナウイルスの第7波のため、7~8月に感染拡大の影響を受けたことにより、営業利益まではが未達となっています

計画対比では少し残念な結果ではありましたが、新型コロナウイルスの影響が残る中でも、出店計画も進み、人材の育成強化とともに業績が伸びている点は非常に魅力的です

次に2023.9期計画です

売上高:6,928(+30.2%)
営業利益:1,233(▲10.4%)
純利益:735(▲27.7%)

売上高は大きく増収となっており、高い成長性を示しています

各段階利益は減益となっているものの、2022.9期の固定資産売却益約3億円を除いた事業利益ベースでは、増益となっており、順調と言えます

主力事業であるウェディングフォト事業を継続的に成長させるとともに、横展開としてウェディング以外のライフイベントへのフォト事業(HAPISTA)を拡大も成長期待できる点です

2023.9期もウェディングフォトで3店舗、HAPISTAで6店舗をそれぞれ出店と強気な計画となっています

現在の株価は割高?割安?

成長性とPERから見れば割安と通常判断される水準で、

2023.9期計画に対する現在株価のPER:8倍台です

一方で株価自体は継続的に上昇基調にあり、今回の決算を経てどちらに動くか注目です

個人的には、今のところは高い成長期待を持っているため、ここで下がるなら買いもありかなと見ています

また、何か動きがあれば順次更新していきます

他の個別銘柄への投資ポイントについても興味があればこちら

個別株への投資の方法について興味あればこちら

現在の僕の投資の状況に興味があればこちら

会社概要

証券コード/銘柄名:7372/㈱デコルテ・ホールディングス

設立年/上場年/上場市場:2016年(前身は2001年)/2021年/グロース

業種コード/業種:9050/サービス

決算月:9月

事業内容:自社スタジオを展開するウェディングフォト事業が主力。フィットネスジムも2店舗運営

売上高/営業利益/税引前利益/当期純利益(伸び率:%)単位:百万円

  • 23.9(会社予想):6,928(30.2)/1,233(▲10.4)/1,092(▲13.7)/735(▲27.7)
  • 22.9:5,322(15.9)/1,377(58.0)/1,264(72.0)/1,018(77.1)
  • 21.9:4,592(25.1)/871(109.2)/735(131.3)/574(233.7)
  • 20.9:3,670(▲22.0)/416(▲53.0)/317(▲57.6)/172(▲63.2)
  • 19.9:4,704(-)/886(-)/750(-)/468(-)※19.9以降は連結決算
  • 18.9:4,192(-)/-(-)/-(-)/-(-)

最後に

僕は日本の個別株への投資をメインにしています

また、その中でも成長性の高い株です

そのため比較的リスクは高めなものが中心です

これまで書いた記事もリスクは高めだと認識しています

その中で自分なりに分析して勝負する

時には損失が先行することももちろんありますが経験値としては積み上げられ、

そして、利益を積み上げることができたと思っています

投資はどうしても自己責任を伴うものです

どうせなら自分自身で調べてみたりして信頼できるものへ投資すべきです

なぜなら失敗してもそれが経験になり将来の投資につながるからです

ここまで読んでいただいてありがとうございます

一緒に株式投資を盛り上げていきましょー!

注意事項

※投資判断はご自身の責任において行うようにしてください

記載の内容はあくまでも僕個人の見解と情報収集によるものです

そのため、必ずしも正確、適切な情報を保証しません

また、データが古くなっている場合もありますのでご活用の際にはご注意ください

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