日本株/個別銘柄

【投資ポイント】7379 サーキュレーション

ここでは、サーキュレーション(以下、cc社)について、

投資の参考にできる情報と視点、割高/割安かどうかを紹介します

各所に記載している数値は2022年9月執筆現在のものです

2022年9月13日決算更新予定

ココが投資ポイント

 cc社についての投資ポイントです

  1. 取引企業から複数のプロジェクトを獲得するストック(リカーリング)型ビジネスモデル
  2. 売上高 ≒ 月次平均稼働プロジェクト数 × プロジェクト当たり平均請求金額
    収益源泉のKPI:
    月次平均稼働プロジェクト数
    プロジェクト当たり平均請求金額
    取引社数
    登録プロ人材数
  3. 2016.7期から2023.7期計画まで6期連続で増収率30%水準以上と高い成長率
  4. 2022.7期第4Qは第3Qからの売上高の伸びが低調、売上高は計画に届かず
  5. 2022.7期本決算実績:
    売上高:7,104(29.0%)
    営業利益:530(9.4%)
    純利益:346(17.7%)
  6. 2023.7期計画:
    売上高:9,300(30.9%)
    営業利益:600(13.3%)
    純利益:390(12.5%)

リカーリング型ビジネスモデル:繰り返し商品やサービスを提供することで継続的に収益を得る事業形態
KPI:「重要業績評価指標」、その会社の業績を測る上で重要となる指標

これらの投資ポイントから注目すべき視点として・・・

投資ポイントの視点

  1. 継続的な成長の可能性

この1点に絞って見ていきます

視点①継続的な成長の可能性

成長の源泉となる2022.7期のKPIですが、

売上高 ≒ 月次平均稼働プロジェクト数 × プロジェクト当たり平均請求金額

  1. ▲ 月次平均稼働プロジェクト数:1,203(前期比:+150、前Q対比+27)
  2. 〇 プロジェクト当たり平均請求額511千円(前期比:38千円、前Q対比+1千円)
  3. 〇 取引社数(累計):3,921社(前期末比+728社)
  4. 〇 1社当りの年間平均稼働プロジェクト数:2.6案件(前期比+0.4)
  5. 〇 登録プロ人材数(累計):20,420人(前期末比+2,606人)

伸び:〇堅調、▲鈍化

堅調と判断できるKPIが多く、事業は比較的順調と見ていいと思います

2021.7期時点と比較して、顕著に伸びたのが2の「プロジェクト当たり平均請求額」、売上に直結するKPIです

今までは四半期毎には数千円程度の伸びでしたが、3Qで+19千円と直近では一番大きな伸びとなっており、4Qも同水準を維持しています

ただし、1の伸びが今一つなため、2022.7期第4Qは、第3Qと比較して売上高の伸びが小さく、売上高は計画値に届かない結果となりました

今後も売上高の源泉となる上記5つのKPIの推移をには注視していく必要があります

そのうえで2023.7期の会社公表計画を見ると、

  • 売上高:9,300千円(2022.7期:7,104、30.9%増)
  • 営業利益:600(530、13.3%増)
  • 純利益 :390(346、12.5%増)

売上高は、2023.7期も30%超の成長率と順調にのびています

一方で、営業利益の伸び率は、前期比で、

2022.7期実績:9.4%増
2023.7期計画:13.3%増

と2期連続で、増収率と比べると増益率がかなり低く抑えられてしまっています

要因は、新領域への人への投資を加速など、中長期の成長を見据えた投資を2期連続で行っていくことが、説明されています

直近2022.7期4Qのコンサルタントの状況は、

コンサルタント1人当たりの生産性:3.0百万円/月(前期比:0.3百万円/月の増加)
コンサルタント数:88人(前3Qから7名増加)

で、コンサルタントの数を増やしつつも、生産性を落とさず育成するというところに取り組まれており、数字にも表れています

2023.7期は、

コンサルタント1人当たりの生産性:3.1百万円/月と現状維持、コンサルタント数:113人(前期比:25人増)

と大幅にコンサルタント数を増加させつつ、生産性を維持する計画です

コンサルタント数も既存事業だけでなく、新領域でも必要とされるため、2023.7期も積極的な採用が必要となり、それらも含め、売上の伸び率以上に販管費が伸びる計画となっています

今後も生産性を大きく落とすことなく、コンサルタントの採用・育成ができ、コンサルタント数がどこまで増やせるかがポイントになります

そして、短期的には積極的な投資先行で、利益の伸びが低く抑えられ、株価も伸び悩む可能性も高く、ここが我慢のしどころだと思います

株価を含めた継続的な成長が可能かどうか、今後の2023.7期の各四半期決算資料もこの点を注視していきたいところです

現在の株価は割高?割安?

2023.7期計画に対する現在株価のPERは53倍程度と成長株らしい高い数値です

ただし、現在の株価は本決算発表が加味される前のタイミングで書いています

そのため、本決算後の株価がどのように変動し、どの水準で落ち着くのかを見極める必要があります

株価が落ち着く、または、底を見せてくるまでは「待ち」が良いと判断します

また、何か動きがあれば順次更新していく予定です

他の個別銘柄への投資ポイントについても興味があればこちら

個別株への投資の方法について興味あればこちら

現在の僕の投資の状況に興味があればこちら

会社概要

証券コード/銘柄名:7379/㈱サーキュレーション

設立年/上場年/上場市場:2014年/2021年/グロース

業種コード/業種:9050/サービス

決算月:7月

事業内容:外部プロ人材の経験・知見を「プロシェアリング」という形でシェア活用する仕組みを提供

売上高/営業利益/経常利益/当期純利益(伸び率:%)単位:百万円

  • 23.7(会社予想):9,300(30.9)/600(13.3)/600(13.5)/390(12.5)
  • 22.7:7,104(29.0)/530(9.4)/528(16.3)/346(17.7)
  • 21.7:5,506(37.8)/484(-)/454(-)/294(-)
  • 20.7:3,995(33.0)/▲135(-)/▲139(-)/▲109(-)
  • 19.7:3,003(48.6)/6(-)/26(▲58.7)/17(▲59.3)
  • 18.7:2,020(49.0)/-(-)/64(▲39.5)/42(▲37.9)

最後に

僕は日本の個別株への投資をメインにしています

また、その中でも成長性の高い株です

そのため比較的リスクは高めなものが中心です

これまで書いた記事もリスクは高めだと認識しています

その中で自分なりに分析して勝負する

時には損失が先行することももちろんありますが経験値としては積み上げられ、

そして、利益を積み上げることができたと思っています

投資はどうしても自己責任を伴うものです

どうせなら自分自身で調べてみたりして信頼できるものへ投資すべきです

なぜなら失敗してもそれが経験になり将来の投資につながるからです

ここまで読んでいただいてありがとうございます

一緒に株式投資を盛り上げていきましょー!

注意事項

※投資判断はご自身の責任において行うようにしてください

記載の内容はあくまでも僕個人の見解と情報収集によるものです

そのため、必ずしも正確、適切な情報を保証しません

また、データが古くなっている場合もありますのでご活用の際にはご注意ください

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