書籍紹介

「投資家思考」を身に付けるために最適の1冊

投資を始めようとは思うけど、いまいちどうしたらいいかわからない

投資をしているが思うようにうまくいかない

という方も多いのではないかと思います

ただ投資の仕方ならば、証券口座の開設方法やどこの証券会社を選ぶか、株式や債券、FXなど何に投資するか・・・

などは多くの本が出版されていてそれらを読めば、だいたい基本的なことはわかります

ただし、それらが理解できただけでは簡単には資産は増えません

増やすためのノウハウとともに投資家としての「思考」も必要です

「投資家思考」というべきものがあります

「投資家思考」を知るために紹介したいオススメの本が、

「投資家みたいに生きろ」著者:藤野英人(以下、本書)

です

僕もこの本を読んで、すごく共感できる、学ぶべき点が多くありました

ちょこっとですが、どんな書籍かを紹介していきます

目次

著者の紹介

本書の内容の紹介の前に、著者を知っておいてもらいたいため、簡単にご紹介します

レオス・キャピタルワークス㈱ 代表取締役社長

藤野英人 氏

レオス・キャピタルワークス㈱はSBIホールディングス㈱の子会社で「ひふみ投信」を運営しています

2022年9月には、SBIホールディングス㈱の子会社として上場申請したことで話題にもなりました

このひふみ投信は、いわゆるアクティブファンドの1つで、独自のリサーチや直接会社や経営者へのインタビューなどにより、将来有望な会社へ投資をする、グロース寄りの投信です

国内だけではなく、海外にも「ひふみワールド」という投信を通じて投資を行っています

投資は「未来をつくるもの」、投資を通じてよりよい社会を作っていきたい

という理念の下、運用をされている会社を創業され、今でも代表をされています

藤野氏の人柄などについては、本書を読んでいただければ大まかには知ってもらえるため、ここでは割愛します

本書の優れている点

投資の方法などを紹介、説明する書籍は非常に多く、幅広く出ています

その中には、稼ぐ方法などを紹介するものも多くあります

しかし、読んだだけで本当に稼げるようになり、資産が増えるようになるでしょうか

僕の意見としては、「否」です

ノウハウだけではなく、日々の生活から投資家としてどのように考え、行動すべきかを身に着けていくことも非常に重要と感じています

その「投資家思考」、そしてその「思考」を「行動」へ変えるための具体的な視点、考え方が詰まった1冊です

他でも「投資家思考」を取り扱った書籍もありますが、その中でも良質な1冊だと自信を持ってオススメできます

CONTENTS

本書の内容のすべてをここで紹介することはもちろんできませんが、

どんな内容の本なのかを知っていただけるようその一部を紹介していきます

〇プロローグ:「リスクと向き合う」ということ

  • 「成長のにおい」をかぎ分けろ
  • リスクとの向き合い方が「二極化」を生む
  • 「失う怖さ」を直視しよう
  • 何もしないリスク
  • マーケットの上下でも「ブレない軸」

〇思考1:「投資家の考え方」を授けよう

  • 投資は「お金だけ」の話ではない
  • 主体性(やりたいこと)
  • 時間(平等に与えられたもの)
  • お金(過去・未来の缶詰)
  • 決断(成功体験の積み重ね)
  • 運(謙虚な気持ち)
  • 目に見える資産と見えない資産
  • 「浪費」思考とは何か

〇思考2:それでもあなたを「動かさないもの」の正体

  • 「リスクはゼロになる」という思い込み
  • 「貯金は善、投資は悪」という思い込み
  • 「給料は我慢料である」という思い込み

〇習慣1:今日の「過ごし方」が未来へとつながる

投資の「思考」を「習慣」へつなげる方法を色々な角度から紹介

一部の項目を紹介すると

  • 「汚れ」が見える人、見えない人
  • 「変化のウラ」にあるビジネスチャンス
  • 「信じて託す」のが投資家
  • 有言実行とリスク
  • 時間の「質」に気づけるか

〇習慣2:長い人生で「必要な資産」を増やす

  • 今すぐ「評判」を得る方法
  • 「褒めること」はタダ
  • 「昔話」は死んでもするな
  • 「他業界」とつながる
  • 大人になってからの「友達づくり」
  • 30秒で「好き」を伝える
  • 思い出してもらう「きっかけ」づくり
  • 一流は「メモ魔」

〇エピローグ:「お金の投資」をはじめてみよう

  • 「小さく、ゆっくり、長く」が原則
  • 「未来を信じる人」が、続けられる

あくまでここまでに挙げたものは、本書の目次にある内容の一部です

この中に1つでも興味のある項目が見つかれば、まずは読んでもらえれば手に取ってよかったと思っていただけるはずです

最後に

ここでは僕の本書や著者に対する思いなどを少し書いておきます

僕自身は、ひふみ投信、ひふみワールドへ長らく積立投資をしています

運用方針として、投信は買わないのですが、この2つの投信だけは、代表や会社のファンドマネージャーの方々を信じて託す、という気持ちから毎月の積立投資をしています

何度も投資説明会や運用報告会などへ足を運び、藤野氏含めファンドマネージャーの方ともお話をする機会を何度も持ちました

投資には常々「志」が必要だと思っています

それはレオス・キャピタルワークス㈱も掲げておられるような

未来を信じ、未来のために、社会のために投資をする

ということです

これは何も社会貢献する企業へ投資することだけではありません

あなたや僕を含めたみんなが、この「志」ための「思考」を持ち、「行動」することだと思っています

本書は株式やFXなどのような直接的な「投資」に限った内容ではありません

あなたが明日から前向きになり、未来を信じ、今と未来のために変わっていくための大事な要素が詰まっている、と僕は自信を持って紹介できます

すでにその「思考」ができており、「行動」に移せている方には、わかっている内容ばかりかもしれません

しかし、もし、あなたが

日々の生活に何か問題や負の面を抱えながら生活をしている、

または

前向きに新たな一歩を踏み出したいが考えあぐねている

という状態であればぜひ読んでみていただき何かの参考になれば幸いです

また、オススメの書籍があれば順次紹介していきます

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