株式投資で個別株への投資で一番難しいこと
それは、
「何を買えばいいの?」
ですよね
僕のスタートは自分の興味のあることをしている企業の株を10社程度選んで買いました
とりあえず選んだという感じです
深くまでリサーチや検討することなく買ったため、上がったり下がったりとまぁ今思えば当然の結果でした
失敗も含めて経験をして、個別株への投資をしたことがなかった過去の自分にアドバイスするならという視点でまとめました
どの株を買えばいいかと悩んでしまっているとしたらこれを読んで1つの方法として試してください
ちなみに、最後にはここに書いたことを基にして選んだ個別株についての投資ポイントもまとめているのであわせて参考にしてください
ではでは、
目次
個別株の選ぶポイント
これはズバリ!!
- 自分の興味のある分野・会社を選ぶ
- 投資の目的を明確にする
- 3要因の掛け合わせた会社を選ぶ
スバリ!!と書いた割に「だからどれを?」となっていると思うので順に紹介していきますね
①自分の興味のある分野・会社を選ぶ
これはなんとなくの投資をしないようにするためのまず入口です
自分が興味のないものだとなかなか調べようともしないし、そもそも興味が湧かず、
そうすると株価が上がっても下がってもそのことに一喜一憂だけで終わってしまいます
うまくいっても失敗したとしても次につながらない・・・
これって投資を続けていくうえでめちゃくちゃもったいないんです!!
投資は長く続ければ続けるほど勝てる確率が上がるとよく言われますが、これは経験を積み自分の勝ちパターンを知ることができているからです
そこには間違いなく努力やリサーチ、時には失敗も含めて知識・経験を積むことがとても大事です
投資でなくても興味がないと長く続かないですよね
なので、投資も個別株への投資は興味のある分野・会社を選んで投資することを強くオススメします
一部の機関投資家(証券会社やファンドなど)を除けば個人投資家がほとんどです
個人投資家の多くはそこまで深くその分野や会社のことを調べず・分析せずに投資をしています
ということは深く知って分析するだけでも勝つ確率が高くなる気がしませんか?
なにより趣味などの興味のある分野や好きな会社に投資することでよりその分野の知識が深くなったり、会社のことやその商品・サービスのことを深く知ることができるようになります
これは投資以外にもブログやSNSなど副業で稼ぐことや趣味の時間をより充実させるなどプラスアルファが大きいです
ただ、自分が興味があるからといって投資がうまくいくかどうかとはもちろん別問題・・・
ということで2つ目では勝つ投資を目指していくためにどうするかを紹介していきます
②投資の目的を明確にする
興味はあるんだけどもこの会社の株価が上がるか下がるか何の根拠もない・・・
これでは投資の世界で結果を出すことは難しい
なので興味のある会社を複数選んだ次のステップとして、
もしその会社へ投資するとしたらどんな目的で投資をするかを明確にすることです
「①の興味のある会社を選ぶ」ところでもその会社のことを調べて分析することが大切であることを書きましたが、
次はそこから深堀りしてその会社の株価が上がるような理由を自分なりに見つけて明確にする
これが投資の目的を明確にすることです
投資をする場合に負けて自分の財産が減っても全然構わない、慈善事業だよ
なんて人は皆無ではないでしょうか
僕も含めほとんどの人は投資をするからには株価が上がってもらって利益を得たい
ということは投資をする前に「この会社の株価は上がるぞー!」って思えるようにしておく必要があるんです
ここまで準備をして株価が上がるような理由を明確に持てていると2つの大きな効果があります
- その投資の目的がブレなければ多少株価が下がっても再び株価は上がると思ってあまり動揺しなくなる
- 売るタイミングが明確になる
売るタイミング = 投資の目的が達成できた or 達成できないことが決まった(損切)
投資において一番重要なことは感情のブレをうまくコントロールすることだともよく言われますが、
投資をしていると良くも悪くも動揺しっぱなしです
投資の目的を明確ににしておくとこの動揺を少なくする効果があります
また、2つ目の売るタイミング(特に損切り)について、投資はいつかは売って回収する必要があります
これも何も決めずにそのままにしておくと、
利益が出ている間はいいですが、含み損となってそれが大きくなっていくといよいよどうしようもなくなる
そして、落ち込む毎日が待っています
なのでこの2点はとても重要です
これらについては別で詳しく書いているので必要があれば読んでください
と、ここまで「①自分の興味のある分野・会社を選ぶ」、「②投資の目的を明確にする」という個別株へ投資をするために大事な2点を紹介してきました
最後の3点目はより勝つ確率が上がり、負ける確率を下げるかを決める投資をする会社の選び方の1つを紹介します
③3要因の掛け合わせた会社を選ぶ
先に結論から書くと、
「ストック型ビジネス」
×
「変動費率:低+固定費:小」
×
「成長市場 × 高シェア」
この3点の掛け合わせができている会社を選ぶことです
これら3点の掛け合わせで成長した有名企業としてGoogleやメタ(旧フェイスブック)、Amazon、Netflixなど挙げればキリがないほど成長してきた大企業が多くあります
ではこの3点の掛け合わせがなぜポイントになるのかの根拠として、
1つ目は、「ストック(積み上げ)型ビジネス」です
これはサブスクを想像してもらえばわかりやすいと思います
例えば、Netflixだと月額料金が決まっていて契約者数が伸びればそのまま売上の伸びになる
解約率が低ければ、すでにある一定以上の月額売上が確保されており、
新規顧客を獲得すればするほどのこの最低ラインの売上高が底上げされる
また、季節的要因や突発的・地政学的要因で売上が下がる可能性・その下落率が低い
2つ目、「売上高に対して変動費率が低く、固定費が小さい」 = 「売上の伸び以上に利益が伸びる」
これは規模が拡大すればするほど高い収益を得ることができることを示しています
この点を見つけるためのポイントとして、売上の伸び率に対して利益の伸び率が高い(変動費率が低く、固定費も抑えられている)
特に、売上高が毎年伸びでいて、売上高営業利益率も年々上昇しているかどうかです
小売業のような薄利多売だと多店舗出店して売上が伸びても変動費率が高く固定費も大きいため、売上ほど利益が伸びず、
また、コロナ禍のように売上が激減した際に赤字に陥ることになってしまいがちです
一方、固定費が比較的低く抑えられている高収益率企業は売上が落ちてもそう簡単に赤字にまで陥ることはありません
ただし、注意として1点
営業利益には「研究開発費」と「広告宣伝費」も含まれます
これらは将来の成長のための先行投資ともいえ、特に会社の規模が比較的小さい場合はこれらの金額が大きい場合が多いです
そのため思うように利益が出ない・伸びない場合もあるので費用のうちこの2つがどのくらい多いかもあわせて見ておく必要があります
3つ目、成長市場 × 高シェア
これもさきほどのNetflixなどを想像してもらえればわかってもらえるシンプルなものですが、
これを満たせる企業は実際にはごく一部です
もちろん、成長市場が続くかどうかや高シェアを維持できるかどうかも注目しておく必要はあります
なので、企業努力や将来のための積極的な研究開発や広告宣伝など先行投資をどれだけしているかやアイディア創出など次の成長のための種を蒔けているかなど、自分なりに見極めなければいけません
オススメの業種/銘柄
ここまで紹介してきたことを基にオススメの業種や銘柄を紹介していきますが、
まだ書いた記事が足りずここについてはこれから増やしてくところだということを了承して読み進めてください
まず、①自分の興味のある分野・会社を選ぶという点で、
僕自身は投資に関してなんでも興味を持つほうなのであまり分野を限定はしていないのですが、
「医薬品/創薬」を特に重視して投資をしています
この分野は分野別でも比較的リスクは高めなため個別株への投資をこれから始める場合はオススメはできませんが、
「②投資の目的を明確にする」でも書いたポイントについて「医薬品/創薬」に特化した投資のポイントを明確にして投資をしています
この分野への投資についてまとめているので参考にしてください
また、個別株としても僕が投資をしている・したことがある会社を中心に会社ごとの投資のポイントを紹介しているので会社別についてはこちらを参考にしてください
なお、「③3要因の掛け合わせ銘柄を選ぶ」についていくつかの日本企業を紹介しておきます
それぞれまだ企業規模が小さいものも多いですが、
2484 出前館
3182 オイシックス・ラ・大地
4068 ベイシス
4431 スマレジ
4485 JTOWER
4495 アイキューブドシステムズ
7809 壽屋
あたりは注目でぼくも投資をしている・していた会社も多いです
ただし、すでにかなり株価が上昇してしまっている会社もあるので投資をする際は必ず割高かどうかをよく吟味したうえで行ってください